2019年4月11日木曜日

百人一首大会

 エルフィンクラブでは、勉強時間中に百人一首を覚えて先生の前で暗唱する取り組みを行っています。たくさんの子が暗唱に挑戦してくれて、低学年の子の中にも百首達成した子が数名います。

今回、要望も多かったので百人一首を暗唱している子たちで集まり百人一首大会を開催しました!試合形式は、正月遊びの時と同様の源平戦(チーム戦)。今回は、読み手の先生・審判の先生の2名がつき、お手付きや空札のルールも取り入れました。集中力や記憶力、駆け引きを考える力が必要になる競技なので、ちょっと難しい内容だったかなとは思いましたが、子どもたちは頭をフル回転して試合を楽しみました。

今回の勝負、見どころは“幼馴染対決”でした。同じ保育所出身で去年の秋から2人そろって百人一首を始め、2人そろって大会当日に百首暗唱し終えた男の子と女の子。遊びでやっている時の百人一首の実力はほとんど互角、今回のチーム戦でも敵同士ではありましたが、2人で合わせると80~85枚くらいの札を獲得しました。後半戦で「お手付きを恐れず攻めることを重視」するか、「慎重に札を取ることを重視」するかの戦法の違いで戦局が変わり、惜しくも慎重派の女の子側のチームが敗れてしまいました…。
試合後は、口数も減って少し悔しそうな様子の女の子でしたが、負けを引きずるのではなく「次の勝負では絶対負けたくない!」という様子だったので、今回の敗北もきっと次につながると信じています。


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